『ごめんなさい』が言えない子どもに対して効果があったこと

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こんにちは、いごちです。

今回は2歳半になった娘の話です。

自分の気持ちを伝えられるくらいにまでお喋りが上手になったのですが、衝動的に叩いたり、モノを投げたりしてしまうことがあります。


まだ言葉よりも行動が先に出てしまうようです。




休日は家族全員で寝室に行くようにしているのですが、娘は寝たくなかったようで絵本をお父さんに投げつけてしまいました。

娘は悪いと分かっているものの、謝ることができません。

これは❝謝ることは大切なこと❞と教えるために親子で向き合った話になります。

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絵本を投げたらお父さんの顔に当たってしまった

夜、寝る前に娘に絵本の読み聞かせをしていました。

寝る時間が過ぎていたので、絵本を2冊読んだ後、私が電気を消そうとしました。


娘は電気を消されることを察知すると、読んでいた絵本を持ってお父さんのところへ走っていったのですが…


電気を消された瞬間、娘は腹を立てて絵本を投げてしまいました。



投げた絵本はお父さんの顔面に当たってしまい…

痛っ!!なんで絵本投げるの!!


いごち

私は現場を見ていなかったのですが、おそらく娘は故意に絵本を投げました。
『まだ寝たくない』という感情を絵本を投げる行為で表したとのだと思います。

子どもが居る家庭では日常よく起こることです



我が家では、わざと悪いことをしたときは叱られます。


手が滑ってお茶をこぼしたときは叱ることはありません。


夜21時を回っていた出来事でしたが、これから叱られる娘です(笑)

しまったという顔で立ちすくんでいた娘

暗いなか起こった出来事だったので、消した電気を電気をつけました。

娘の顔を確認すると明らかに「しまった」という顔をしており、しょんぼりしています。

自分がやってしまったことはきちんと理解できている様子だったので、私が間に入り、お父さんがどれだけ傷ついたか説明したのですが、なかなか『ごめんなさい』が言えません。

第三者の私が間に入るがまだ謝れない



『ごめんなさい』を言わせる方法はいくらでもありますが、子どもの心に傷がつかず、親からの圧力を感じさせないようにするために私は、状況説明とお父さんの気持ち・娘の気持ち(まだ寝たくなかったこと)を代弁しながら娘に『ごめんなさい』を促しました。

すると口をもごもごさせ始めましたが、なかなか『ごめんなさい』の言葉が出てきません。

ようやく口を開いたかと思えば

状況説明と被害者・加害者の気持ちを私が代弁すること15分。

娘がリビングへ行くと言いだしました。


もごもごしていた口を開いたと思えば、リビングへ行くというので「はぁ~」という気分になりましたが、ここで娘の意見を無視すると娘を尊重していないことになると思い、リビングへ連れて行きました。

いったん気分転換のために水を飲ませた

リビングに行き、娘に水を飲ませたあと「お部屋に戻ろうか」と話しかけて寝室に戻ろうとしたとき…

ごめんねする


といった娘。

自然と私にも笑みが戻り「応援するからね!頑張れするから、お父さんにごめんなさいしようね。」と伝えました。

お父さんを目の前にして❝ごめんなさい❞をする娘

私のひざの上に座り、お父さんと向かい合わせになった娘ですが、自分から『ごめんなさい』と言えません。

私から促すも、やっぱり口が開かない様子。


謝る勇気が出ないようだったので、両手を握ってあげ「お母さんと一緒にごめんなさいしようか?」というと、うんと返事をしました。

ようやく私の言葉の後につけて

おとうさん、ごめんなしゃい。


と震える小さな声で言えました。

仲直りの証にお父さんと握手&ハグ


お父さんと仲直りできた証として握手したら?というと

お父さんも娘ちゃんと仲直りしたいからギューしよ!

とお父さんがハグを求めていました(笑)


娘の顔には笑顔が戻り、ニコニコでお父さんに飛びつきます。


私の方にもやってきて飛びついてきました。


正直めっちゃ感動的(親バカ)で、はじめてのおつかい並みに泣きそうになりました(笑)

思わず『しょげないでよ、ベイベー』と歌っちゃった!(笑)

子どもが謝ることが出来ないとき効果的だったこと

2歳半の娘に効果があったことは以下の通りです。

  • 怒鳴らない
  • 娘の気持ち(寝たくなかった)を理解していることを示す
  • お父さんの気持ちを代弁する
  • どんなことが起きたか状況説明する
  • 手を握ってあげる
  • 加害者と被害者をいったん離してみる
  • いったん離して加害者(娘)の気持ちを聞く
  • 加害者(娘)が謝ると言ったら全力で応援する


当たり前なことのようですが、正直、毎日起こるケンカやハプニングに対して丁寧に処理しきれないのが我が家の日常です(笑)

毎回こんな丁寧な事故処理が出来ればいいのですが難しいと思いますので、お母さんの余裕があるときに丁寧な事故処理をしてみてください。


最後に、、、



娘は寝る直前と翌朝に

おとうさんに ごめんね できたよ!


とニコニコで私に報告してくれました^^

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