人に恵まれ、仕事で成果を上げたい!
この記事では向上心のある、あなたに贈りたい本を3冊紹介します。
人間力をアップしてくれる本、仕事への考え方を教えてくれる本、ムダな会議をなくす方法を教えてくれる本の3冊です。
すべて兼ね備えられたら、あなたは最強!
きっと人生もうまくいくでしょう★
満員電車で本が読めない人は、オーディオブックがおすすめです。
声優さんが読んでくれる本を聴いて学べるオーディオブックは、忙しい社会人には必須アイテムになりつつあります!
超訳 カーネギー 人を動かす 著:デール・カーネギー 訳:弓場隆
歴史の教科書に出てきた人物や、カーネギー自身の体験、友人の話から『良好な人間関係の築き方』を導いた本です。
アメリカ大統領だったエイブラハム・リンカーンやセオドア・ルーズベルト、アメリカで石油会社を創業したジョン・ロックフェラーなど、著名人のエピソードを通して人望がある人の特徴を紹介しています。
この本は、自己啓発の金字塔と呼ばれるほどの本で、学んで実践すれば「人とうまくやっていく」「賛同してもらう」「人に好かれる」といった実用的な本です。
なにを学べるか
◎相手との関係を良くするのも、悪くするのも、自分の言葉しだい
◎相手の自尊心を満たしてあげることであなたは得をする
◎相手の言動を認めることで、自分の望みが叶いやすくなる
◎人望がある人=味方が多い人
◎成功者さえも褒めたたえられたいと願っている
どんな人に役立つか
◎管理職、営業マン
◎人間関係で悩んでいる人
◎夫・妻と距離を感じている人
◎子どもの教育の仕方に悩んでいる人
◎思春期の子どもがいる親や子
人間の心理を教えてくれる一冊なので、社会人に限らず、学生にも役に立つ内容です。
なぜこの本を読んだのか
わたしの職場では、毎日、同僚が上司に怒られています。
その姿を見ていて、上司と部下の関係が破綻していると感じました。
同僚は怒られすぎて萎縮してしまい、意見やアイデアを上司に伝えることができなくなっているのです。
わたしは上司に「関係が破綻している」とサラリと伝えましたが、上司には何一つ伝わりませんでした。
『わたしや同僚が求める上司像、求める人間関係はどんなものなのか探してみよう。』
『人間力を高めたい』
『上司のような教育を、子どもにしてはダメだ』
と考えて本を探した結果、出会ったのがこの本だったのです。
イヤな人でさえも味方につけてしまう。
そんな方法が本書には書かれています。
人間関係で悩んでいる人は読んでみてはどうでしょうか?
知的生産術 著:出口治明
60歳にしてライフネット生命を起業し、立命館アジア太平洋大学(APU)の学長を務める出口さんの本です。
この本は、日本の高度経済成長がもたらした働き方や習慣が、今の時代の弊害になっていることを教えてくれています。
サラリーマンはどんな考え方で働けばいいのか、とても分かりやすく説明されているので、社会人や就活中の学生におすすめしたい一冊です。
なにを学べるか
◎過去の働き方と、今、理想とされている働き方の違い
◎生産性をあげることがどんなに大切か
◎自分の頭で考えて仕事をする人になるためには
◎仕事がうまくいかないのはインプット(知識)量の問題だ
◎健康でないと運はつかめない
どんな人に役立つか
◎社会人
◎就活生
なぜこの本を読んだのか
この本に出会ったきっかけは、オーディオブックでした。
無料期間で聴き、本の内容を気に入ったので、中古で本を買いました。
本を読んだ感想を短くいうと、『人生を楽しんでいる人は、自分の頭で考え、知識を得るために行動している。』ということです。
『得た知識でアイデアが出てきて、仕事に活かされる。』
『出会った人とビジネスが生まれる。』
ということを学びました。
健康で元気に働けるうちに、たくさん学んで行動したいですね。
また、子どもにも教えたいことが書かれてあり、子どもにはAPUに進学してほしいと思ったほどです。
この本は、毎日上司に怒られている同僚にプレゼントする予定です。
amazonのすごい会議 著:佐藤将之
アマゾンジャパンの立ち上げメンバーとして中途入社し、15年間Amazonで働いた著者が、Amazonの会議ルールを細かく紹介している本です。
『たくさんの資料を用意しても、なにも決定しない会議。』
『だれも発言しようとしない会議。』
日本の会社によくある会議とAmazonの会議はどう違うのでしょうか?
今では有名な話となった、Amazonの会議手法ですが、いまだに定着しないのが現状です。
もう一度学びなおして、会社で実践してみてはいかがでしょうか。
なにを学べるか
◎効率的・生産的な会議の手法
◎資料作りのヒント
◎Amazonの成長を支えた会議方法
どんな人に役立つか
◎管理職
◎会議や打ち合わせが多くて困っている人
◎資料作成に追われている人
なぜこの本を読んだのか
わたしは会社で週1回の定例ミーティングをやっていました。
その内容が、グダグダで生産性のかけらもないミーティングだったのです。
『各々が状況報告し、困っていることを伝える。』
『困っていることに対して、みんなで対策を考える。』
というシンプルそうなミーティングなのですが、大きな問題点がありました。
それは、対策を考えるときに必要な資料はなく、毎度持ち帰りになるのです。
答えは出ず、困っていることは解決せず、モヤモヤばかり残るミーティングです。
わたしのイライラが頂点に達し、なんとかならないかと探して出会ったのが本書でした。
Amazon流の会議方法を完コピまではできませんでしたが、以前より情報共有しやすくなり、答えが出るミーティングとなりました。
社会人だからこそ学びを
学生時代の勉強から解放された社会人は、自分から勉強したいとは思いませんよね。
そう、日本人の一日の平均勉強時間は6分という驚く結果となっているのです。※「平成28年社会生活基本調査結果」(総務省統計局)
社会人には、学生時代に学びきれなかったことを学ぶ時間がたくさんある、とわたしは思います。
人間関係やマーケティング、ITスキルなど、実用的な学びはたくさんあるのです。
平均勉強時間が6分の人たちと差をつけるために、本を読んだり、オーディオブックで本を聴いたりしてみませんか?
なにがきっかけで転職に成功したり、年収が上がったりするか分かりません。
学んで行動していたら、理想の自分になっていた!
ということもあるかもしれませんよ(^^)